【納品実績】二層式のステンレスタンクのご紹介
広川熔工でご依頼いただいた製品を紹介をします。
今回は二層式のステンレスタンクの制作しました。製品が形になるまでの工程をご紹介します。
レーザー加工による切り出し
まずは材料となるステンレスをレーザーにて無駄なく切り出していきます。
ベンダーで形を形成
一層目のタンクの底は円錐形になっているので、ベンダーで形を形成し組み合わせていきます。
直径が1200㎜なので全てのパーツは二つ割りになってます。
直径が大きく一枚の板厚が3㎜あるステンレスを丸めていきます。そこそこの重量なので二人で支え合わないといけません。二人掛かりで半丸の状態に丸めました。
部品を組み合わせていく
円弧も補正して規定値になったので組み合わせていきます。
胴体を組み合わせてから底板と部品達も組み合わせていきます。
溶接
一層目のタンクを溶接し、その上に二層目のタンクを組み合わせていきます。
ちゃんと入ってくれるか心配でしたが綺麗に入ってくれて一安心です。
二層目のタンクも底板と部品達を組み付けていきます。
組み上がったらひたすら溶接していきます。
完成
今回の製品は大きくて丸い形状なのでひっくり返したり移動させたりが大変でしたがどうにか完成しました。
なぜステンレスの溶接に高い技術が求められるのか?
ステンレスで作られる製品は液晶製造などで使用されることが多く、高いレベルの技術が要求されます。
当社ではステンレス溶接の高い技術を持つスタッフが対応しており、仕上がりの美しさでお客様からご評価をいただいております。
鏡面仕上げやHLなどSUS304の製品実績を下記にてまとめてご紹介しております。ステンレスの製品をお考えの方はぜひご検討いただければと思います。
ステンスレスのことなら私たちにお任せください。
広川熔工は最新機器の導入と職人による高い技術力を組み合わせることでお客様のニーズに応えてきました。設計から加工、組立検査までを工場一貫生産で行いつつ、部分的に「溶接のみ」などのご要望にも対応しております。
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