STAFF INTERVIEW 05
現場の空気を大切に。
溶接仕上げを担当している臂です。私は広川熔工に入社してもう15年以上になるんですが、元々は社長に誘ってもらったのが入社のきっかけでした。入社当時は先代に非常に良くしていただきました。継承された現社長も当時から一緒に現場仕事をしていたこともあって、社員のことを本当によく考えてくれる人ですよ。
社長や専務は事務所で図面の展開をしていますが、ずっと現場を見て回ってますし、私自身そうした社風の中でやってきたので、職場の雰囲気づくりには特に気を付けています。年齢的なこともあって今はやっていませんが、主任として現場を見てきましたし、自然とムードメーカーというか職場の空気が良いか悪いか?というのは気にしながら仕事をしています。
無駄なく美しく仕上げる。
工場の一日の流れとしては朝、司令塔の専務から作業の指示が出て、それぞれが担当の仕事に取り掛かるという感じです。
私自身は鉄の仕上げを担当することが多いですね。溶接や仕上げにはもう35年近く携わっています。仕上げに関しては受注した金額の中で出来る限り美しくなるように追求してきました。溶接もそうですが仕上げのグラインダーややすり等は人の手技によるものです。滑らかなRが出るようにすることや溶接してないように見せる美しさというのは作業者の熟練度が出ます。ご依頼いただいた金額の中でなるべくコストパフォーマンスが高くなるように心がけています。
というのも納品後の製品をお客様のホームページで見たりするとやっぱり嬉しいんですよ。大変なこともありますが私たちが日々作っている製品がどこかで役目を果たしているということをやりがいにしてきたからこの年まで続けてこれました。
だからこそ製品を最後人の手で美しく仕上げるというか…。美しく仕上げてお客さんに喜んでもらう。というのはいつも意識していますね。
主体性を持って働くことが会社を強くする。
会社の強みとして挙げられるのはやはり設備力でしょうね。精密板金の仕事ではその会社の生産能力や製品コストといった面で、会社が導入している設備というのは非常に重要です。設備紹介を見てもらえば分かると思いますが、うちは設備の導入にかなり力をいれています。
それと人ですね。特に溶接ではステンレスやアルミ・チタンも出来る凄い人材がいますが、全体的に見てもうちの社員は皆主体性があるんです。一人ひとりが言われなくても「やるべきことはしっかりやる」という意識を持って働いています。
設備力も会社の強みですが、離職率も低いので人がしっかり育っているんです。それが売上にも繋がっているということを忘れないようにしたいですね。
会社は人で出来ているというか、やはり会社にとって人は財産だと思います。だからこそ先代の頃からそれを大切にする文化がありましたし、人が成長していける環境を作るということが大事なんです。私も長く勤めてきましたが、そうした風土を持った会社にしていけるようにこれからも見守っていければと思っています。
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