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加工事例の紹介

【納品実績】アルミの溶接(アルミホイールの修理)

広川熔工でご依頼いただいた製品を紹介をします。

今回は「クラックの入った旧車の純正ホイールをどうしても直したい…」というご相談がありました。

普段はステンレス製品や電子部品をお作りしているのでちょっと珍しい依頼なのですが、アルミホイールの溶接ということで事例としてご紹介します。(アルミは融点が低いこと(溶けやすい)と熱伝導率が高いこと(歪みやすい)から溶接が難しいとされています)

まずはクラックが入ってしまった箇所をえぐり取ります。

 

そして肉盛りしていきます。質の悪いホイールだと綺麗に溶けなかったりしますが、このホイールは質が良くて綺麗に溶けてくれました。

 

溶接後は布団にくるんで急に冷めない様にします。

 

そして最後に元の形に仕上げていきます。なんとか綺麗に仕上がりました!

 

なぜアルミの溶接に高い技術が求められるのか?

アルミ溶接の特徴は交流の電力を使った溶接をすることにあり、鉄やステンレスの溶接と電力の送り方が違います。

前述したように熱伝導率も良いので一か所を溶かしていてもその熱は全体に広がっていきます。溶接の途中から溶け方が変わり、大きさや板厚によってもコツやポイントが違うため、難易度が高く品質の高い製品となると対応出来る職人がなかなかいないのが現状です。

こうした理由から最新の設備だけでは対応出来ない依頼も数多く存在します。

アルミ溶接のことなら私たちにお任せください

広川熔工では経験年数20年以上の熟練工が在籍し、ステンレスとアルミの溶接に加え、チタンの溶接にも対応しています。

中でもステンレス・厚板のアルミ溶接ではお客様から高い評価をいただいております。他社に断られてしまった…などの溶接も一度私たちにご相談ください。皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。

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